遊びに来てよ〜と言い続けて20年。先日東京から友人2人が来訪した。テネシーに鍾乳洞があるらしいと話をすると、「面白そう!」との元気な声。入場券をオンラインで購入し、翌朝8時、おにぎりを持って家を出る。「飛ばすわよ〜!」と130キロにクルーズ・コントロールをセット。テネシー州はジョージア州の北西だ。チャタヌガまで約1時間45分の快適なドライブ。コチラ方面への朝の渋滞はない。
鍾乳洞は、ルックアウト・マウンテンという山の中。私たちのガイドのお兄さんが若い時のハリソン・フォードに似ていて、ジョークを飛ばしながらも真剣に案内してくれる。まず、どこから来たのかで自己紹介をさせられ、それ以来、私たちは、ジャパン(友人2人)とケネソー(私)と始終呼ばれ、「ジャパン、ケネソーちゃんと付いてきているか〜?」と声が掛かった。行き帰り約1時間半弱のツアーだ。
鍾乳洞って面白い。長い長い年月をかけて姿を変え続けている。各所に看板が掛けられていた。
(タバコの葉)
(ドラゴンの足)
(魚)
ここの最大の特徴は、エンパイヤ・ステート・ビルがすっぽり入るくらい地底にあること。進んで行った最後は落差45mの滝。もちろん真っ暗闇なので見えない。カメラを向けてフラッシュを焚いてみる。何か丸いものが写る。
水しぶきだ〜!
やがてBGMと共に滝にライトが当たる。
おお〜〜!
青いライトが当たったとき、青いベールを被られた聖母マリア様のように思われた。発見者が奥さんの名前を付けて、ルビー・フォールズと命名されたんだそう。アトランタを訪れたら、ここまで足を伸ばしてみることをお薦め。