Sasha's Note 一期一会

猫たちとの暮らし 嬉し楽し 嘆き驚き 好奇心 冒険 悪戯 出会い 別れ 感謝

牡丹の花によせて

いつの間にか、メープルの木に緑が戻り、芝が緑を吹き返し、季節の花々が咲いてはまた散って行く。林檎の青い小さな実も日に日に大きくなっている。冬を越した苺の葉。白い花が咲き終わり、青白い実がひとつついた。季節に翻弄されて、芽吹いては、寒さで枯れ、芽吹いては枯れ、を繰り返した大葉。育ちが良いものは15cmくらいになり、小さな葉を収穫して、毎日素麺をいただく季節がやってきた。


そして驚きのレポートは、マイアミの友人の庭からもぎってきたパパイアを食べた後、植えた種から、かわいらしい芽がでてきたこと! この地で大きく育ったら、嬉しいんだけどな。


今年、猫庭の花壇に、牡丹の苗を植えた。ガーデンセンターを探しまわって、やっと見つけた。でも、植え替えのショックなのか蕾が開いてこないよ・・・。


牡丹には、特別な思いがある。実家の前庭に、牡丹の花がたくさん植えられていた。どれも濃い紫の大輪。実は、牡丹は父が好きだったのだ。母の遺影は、この大きな牡丹の花の前で、猫を抱っこしている写真。父が写した写真だ。母は、晩年ちぎり絵を趣味にしていたんだけれど、牡丹の作品は、私のいちばん好きな作品。


牡丹は Peony. 中国では花の王なんだそうだ。
Wishing a Happy Mother's Day to all my friends and family.