出会いは1998年の春。
3軒隣りに飼われていたのだけれど、よほどお家が嫌だったのか、いつも我が家へ避難してきました。
その家族は、次から次へと動物を飼っては、面倒をみず、放置していたんです。
夏が過ぎた頃、うちの猫として家の中で飼うことにしました。ミミお姉ちゃんが、ペロペロ舐めて面倒を見てくれていました。
フロリダから引っ越してきた時にも、ミミお姉ちゃんと一緒のキャリアに入って、からだを寄せ合って仲良くしていました。
結構、マイナーだった気がします。
他に、個性の強い子や病気の子がいたので、やさしくておとなしいキリンちゃんは、目立たない位置にいた気がします。
急に弱ってきたのは、つい2、3日前。
今朝顔を見て、もう時間が少ないとわかりました。
獣医へ連れて行くと、既に体温が下がっていて、そのわずか1時間の間にみるみるうちに容態が急変。
午後4時半ごろ天国へ旅立ちました。とても穏やかに、笑みを浮かべて。
キリンちゃん、長い間一緒にいてくれてどうもありがとう。
私たちのところへ来てくれてありがとう。
これからもずっと心の中で一緒だよ。