Sasha's Note 一期一会

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プリプリの危機

いつものように、キャットタワーの一番上で、日がな微睡んでいたプリプリ。高いところが好きな理由は、何かにつけ、ケンカをふっかけて来るヨーコを、上から観察できるからだと思う。よほど気に入ったようだった。


夕方、夕食の支度をしながら、ネコたちにもエサやりをする。最近、プリプリはごはんでさえ、キャットタワーの最上で食べるようになった。それで、デリバリーサービスをすると、なんだか様子がおかしい。ふらふらしている。タワーの安定が悪いのかと押さえてあげるも、プリプリは立ち上がれなくて、ヨタヨタさせているじゃない〜!


タワーから落ちそうになるので、急いで下へ降ろしてあげても、歩けない状態だった。腰でも抜かしたか! いや、脳腫瘍? と青ざめる。プリプリが歩けない〜と、相方に訴えにいくと、「あそこは陽が当たるから、ヒートストローク熱中症)じゃないか」と言う。ええ〜っと驚いて、プリプリを抱くと、からだがすごく暑かった。


それで、相方の言う事を信じることにした(笑)。獣医はもうクローズしている時間帯だ。せっかく、チョコが元気になって、やれやれと思っていたのに、一難去ってまた一難だよ。


まず、急いで水を飲ませた。もちろん、自力では飲まないので、口を開けてシリンダーで水を入れる。何度やっても、あまり飲まない。そこで、ミミの点滴を注入する作戦を立てた。ミミ、いつもありがとう〜。ぐったりしているので、抵抗なく受け入れてくれ、あっと言う間に200ml注入できた。


それから、大きいキャリアを持って来て、ゴミ袋を敷く。その上に、もう一枚のゴミ袋を敷き、中に、アイスノンを入れる。そして、タオルを置き、犬のおしっこシートを敷き、プリプリをキャリアに入れた。そして、家の中でいちばん涼しく、暗い場所へ連れて行く。


1時間くらい経つと、プリプリの顔が元気になってきた。キャリアから出してみると、ふつうに歩けるように〜! しばらくして、缶フードを与えると食べたのだけれど、吐いてしまった。そんなこんなんして、先ほどやっと、私に寄ってきて、ゴロゴロ喉を鳴らしてくれるようになった。からだも冷えたし、もう大丈夫だと思う。


タワーに陽が当たっていたとは、うかつだった。すごく反省。もちろん、タワーは移動させた。プリプリは頭がいいので、もう上らないかもしれない。それも仕方ない。やっと落ち着いたのが4時間後だったので、今日は、皆さんのブログ訪問を休ませてください。皆さん、動物も、熱中症には気をつけてあげましょう。とっても苦い経験でした。



* これで、タワーは私のものよ! とヨーコさん・・・