アトランタの郊外に聳える御影石の一枚岩、ストーン・マウンテン。まさに「石山」だ。とっても不思議。何故こんな大きな石が、地表に載っているんだろう？ 山のトップまでロープウェイで上がる。一枚岩といっても、風化した何枚もの層が剥き出しになっていて、雨水が流れた跡が残り、わずかな隙間には松の木が生え、それはとっても素朴な自然の営み。
まるで月のクレーターみたいな、ぽこぽこと時折り穴が開いている岩の表面を歩くと、何故、こんな大きい石が、ここにあるんだろう？ と、不思議な気持ちが湧いた。絶対に宇宙から落ちて来たね（笑）。それとも、宇宙から運ばれてて来たんだね（笑）。
岩のてっぺんでは、読書をしている人あり、風景画を描いている人あり、寝ている人あり、ケータイをチェックしている人あり・・・（笑）と、ひとり遊びを愉しむ光景も。麓から登って来た学校の遠足グループもいて、先に山頂を制覇した生徒たちが、トレイルを登って来る同級生に大声でエールを送っていた。若いなぁ（苦笑）。
麓は、ディズニーの様なテーマパークの様に切り開かれ、お土産屋が並び、各種アトラクションが楽しめる。私は、山を一周する素朴な電車に揺られながら、この一枚岩に落ちる雨の光景も見てみたいなぁ・・・なんて考えていた。雨じゃなかったら・・・トレイルを登って頂上まであがってみようかな。
サウスダコタのマウント・ラッシュモアに掘られている、４人の大統領の巨大な彫刻は有名だよね。彫刻家ボーグラムさんは、これを手がける前に、ストーン・マウンテンの彫刻を完成させた人だとの事。
