Sasha's Note 一期一会

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ヨーコさんが大変です

ヨーコさんが大変です。右のヒップのあたりにコブができてきて、見守っていたんですが、どうやら、ワクチン接種によってできた繊維肉腫の可能性が非常に高く、余命半年と宣告されました。皮膚下にできてどんどん広がっていく癌です。根っこが筋肉や神経に広がるとアクティビティに支障がでるかもしれないけれど、食欲も減らず、見た目はずっと元気そうでいるそうです。


2年前に打った狂犬病のワクチンは、3年間有効のものでした。もちろん量も1年物より多いので、体に負担がかかりますが、3年ものは大きな器に入っていて、何匹もの他の猫や犬と共用する事を初めて知りました。また、接種を打つ場所も重要なポイントだとの事です。


ヨーコさんは、ワクチンを掛かり付けの獣医で打っていなかったんです。とにかくいちばん健康だったので、低価格でワクチンを提供してくれる獣医にお願いしていました。ワクチン接種にリスクがある事もあまり気にしていませんでした。州の法律で、猫にも狂犬病とジステンパーのワクチン接種を義務づけられているので、言わば言いなりになるしかないんです。


私のせい?とかなり自分を攻めました。掛かり付けの獣医は、プロの獣医なら、ヒップ近くに接種しないように「当然気をつけるべき」であり、自分を攻めるのは止める様にと慰められました。そして、どんなに気をつけて他の場所に接種をしても、起き得る事である事も教えてくれました。


ペットを飼っていらっしゃる皆様には、ワクチン接種によるリスクをちゃんと知り、するかしないかを決めていただきたい事と、信頼できる掛かり付けの獣医とよくご相談いただきたいと思います。


ラクルが起きて欲しいと思っています。肉腫がこのまま発育を止め、ヨーコさんが健康に長生きしてくれることを祈っています。どうか皆さんにも祈っていただけたら嬉しいです。