Sasha's Note 一期一会

猫たちとの暮らし 嬉し楽し 嘆き驚き 好奇心 冒険 悪戯 出会い 別れ 感謝

ただいま。春と冬のはざまに

最後に更新してから、だいぶ年月が流れちゃいました。

ただいま。おかげさまで、なんとか元気でやっております。


週に2度ほど行く公園。梅の花だそうです。

 

オカメサクラは、そろそろ終わりを迎えています。冬の最中、希望を与えてくれましたよ。

 

我が家のニャンズも、元気です。ふたごのチャロ(左)とみかん(右)。下はグレーシー。

 


今、友人が保護したニャンの引受先を必死で探しています。保健所へ連れて行く、という友人を止めて、止めて、止めて…。保健所へ持っていくなら、保護するなっていいたい! 私がボランティアしてるニャンズ保護施設へ来られてから、もう12年。せっかく保護したのに、飼えないっていうんですから、もう飼わないでしょうね。旅行に行けないから、だそうです(フン!)。

 

久しぶりに、保護仲間と連絡。助け舟をお願いしました。皆、相変わらず親切で、涙が出ます。表立って活動してないんですが、できることを懸命にしています。負けちゃいられません。

 

連絡した1つの保護施設にもう少しで引き受けていただけたのに、代表が突然死。アトランタ中の保護施設に230匹のニャンズの引き取りをお願いしているんです。そこは、まだ小さな施設で、最も知名度があるNo Kill(安楽死させない)施設では、毎日4−50件の引き取り依頼がくるそうです。コロナでペットを飼う→コロナが終わったので(こちらでは、もう終わっていると捉えられています)もう不要。そこへ、政府からの寄付なども厳しくなってきているそうです、ボランティアの負担も大きいです。戦車をあげてる場合じゃないよ、気球を撃ち落としてもいいけど、困窮している国民を救ってください!

 

ぼちぼち更新できますように。

皆さまのお部屋も訪問して行きますね。よろしくお願いいたします。

 

 

 

カルチャーショック

想定外の事が常に起きて、それに遭遇する事に慣れっこになっているため、ちょっとやそっとの事では、カルチャーショックなど受けないと思っていましたが、今回は流石にショックを受けました。


記事を書いたすぐ後、義父が3月末に他界。相方はバタバタと‥と言いたいところですが、国内線が満席でなかなか予約が取れず(つまり、Covid 19 など、もう忘れられたということでしょうか?)、やっと現地入りして無事にお葬式を終えました。ストリーミングで、私もネット参列できたことは良かったです。少しの友人と共に家族葬でした。


遺灰が戻ってくるまで1週間掛かるんだそうです。どうして? まず、この常識が理解できません。棺ごと土に埋める方が常識なので、遺灰にするのはマレなのかと思いました。1週間後、なんとまはや、遺灰がどこに行ったのか「わからない」という連絡がきたそうです。これには、本当に驚きました。なんて、リスペクトがない、配慮が足りない‥。


「見つかりました」という連絡で、本当に本人だろうかと疑いながらも引き取りに行くと、なんという小ささ! ほんのひと握りの量になっていたそうです。生まれ故郷へ持っていって納骨するため、9割くらいは公園へ散灰しようかと考えていたそうですが、その必要が全くなくなるくらいのとても小さな壺に納められていたそうです。

 

この様な、自分には考えられない事に遭遇していると、老けるのが早いのかもしれませんね。

非常識は常識。未知との遭遇は続いて行きます。

 

いやいや、それでも、コツコツと、良いことをして行きたい。間違う事もあるけれど、その時良いと思ったことをして、誠意を尽くしたい。それが通じる相手でなかったとしても。

 

八重桜も終わりです。

 

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この記事を書いている途中、ウォンテッド人物が乗る車の情報が携帯に鳴り響き、猫たちが飛び跳ねて逃げて行きました。重要なのはわかっていますが、まるで地震速報の様な、そんなに強烈な音を出さなくてもいいかと‥。逃げ隠れているニャンズを見つけにいってきます〜。

 

 

葉桜も素敵

天候不順が半端ないです。温暖の差も酷く、1時間ごとに、1枚づつ脱いでいくという様。朝、上着を着て、ベスト、長袖シャツ、半袖のTシャツと着て行ったのに、帰りは半袖のTシャツだけという様な状況です。

やっと、ソメイヨシノを撮ることができました。運転中に写真撮れませんからね。だいぶ葉っぱが出てきています。青空に光って綺麗だったので、お裾分けをどうぞ。

 

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親の死に目

 

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木瓜 Japanese Flowering Quince と言うそうです


海外に住んだら、親の死に目に間に合わない、と覚悟を持っている人が多いです。弟から「(すぐに飛んできてくれる娘が傍に居ないなんて)お母さんが可哀想だ」と反対されました。その時、頭に過ったことは、何かあったら絶対に帰ってくる、という決意でした。その思いが強かったので、母を見送ることができた事、弟に感謝しています。

 

海外に住むには、ビザという盾があります。2001年になろうとしている時、弟が年末の休みにを利用して、当時住んでいたフロリダへ来てくれるという事になりました。システムエンジニアだった弟は、ミレニアムでシステムに不都合が出ないかという問題に対処するため、150人の部下と共にとてつもない忙しさに追われ、出発寸前に体調を崩し、点滴を打ってもらって、ふらふらしながらやってきました。滞在中ほぼ寝ていたんですけどね(苦笑)

 

弟が帰って行くときに、今年は永住権を申請したんだから、死んでも日本へ帰れないんだからね、元気でいてよ〜と、笑いながら話したんですが‥ 弟は、9.11 のすぐ後に、大手術を受けることになってしまいました。私の他に家族がいなく、その私が帰国できず、ものすごいストレスで胃にポリープを作ってしまい、手術することになってしまったんですが、これは弟には内緒にしました。

 

ほどなく、カリフォルニアにいた友人が、泣きながら電話をかけてきました。永住権申請中に母親が病気になり、介護に帰れないっていうんです。介護をしても、後悔はたくさんある。ここでビザを待った方がお母さんは嬉しいと思うと話すと、その言葉に救われたそうです。母親が亡くなってしまっても、飛んで帰れなかったんですが、なんとも厳しいシステム、そして悲しく辛い気持ちを抱いて過ごさなくてはならない、それも海外生活です。

 

今回の永住権の更新は、私1人で申請しました。ご説明しますと、永住権は10年間、市民と同じ様に生活できるビザです(注:選挙権だけありません)。更新には、費用も掛かるし、審査もあります。前回の更新は、相方が1年の半分を米国内で過ごす、という条件を満たしておらず(海外出張が、1年のうち10ヶ月くらいあったので)、2人揃って弁護士さんに依頼しました。相方は、3年前に市民権を取得。私の条件は全てクリアーしているし、オンラインで申請したんですが、7ヶ月経ってもまだ更新できません。ただ、書類が送られてきて、1年の滞在許可延長と、引き続きの就労許可が認められました。

 

こんな時に、相方の父親の容態が悪くなってしまったんです。1度の乗り継ぎで済みますが、Door to door で24時間掛かってのフライトです。そして、こんな時に、相方は27年勤めた会社を辞め、新しい会社に移ったばかり。コロナの隔離は無くなりましたが、私が豪州に入国するには滞在ビザの申請が必要です。今回は戦争が始まるかもしれない、コロナも国によって状況も対応も違う、という状況。私は、更新できるまで米国内に留まった方がいいよ、と相方が言います。

 

日本では、水際対策で、永住権を持っている外国人は、一旦出国したら入国できなかったんですよね。今はどうですか? 離れ離れになった家族がどんな思いでいるか、一人一人に人生があります。コロナと戦争で、地球はめちゃくちゃです。もう前の様な生活には戻れない、という人も多いです。

 

災い 防ぎょのない天災

禍  人々の努力や工夫によって防ぐことができた事象や被害

 

テキサスとルイジアナに竜巻の大被害をもたらせた嵐が通り過ぎました。当地は何事もなく通り過ぎました。

氷点下で夏時間を迎えます

プールに入る人も居たほど、暖かかったクリスマス。1月初めにど〜んと寒くなり、2月になっても寒さやまず。今冬は寒いね、と言っていたら、30℃近くまで上がって、もうすっかり春になった〜とコートは仕舞いかけていました。


ソメイヨシノもチラホラと開花し始めていたのに‥ 予報通り、ウィンターストームに見舞われました。 朝起きたらまだ舞っていました。まあ、この程度で済みましたが、一日中寒かったです。

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今夜は、時計を1時間進めて、夏時間が始まります。1日が23時間になると、慣れるのに3−4日掛かります。明朝は氷点下6℃ですって。前代未聞の夏時間開始ですね。

 

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冬の花パンジーも、あまりの寒さに元気がなかったんですが、暖かくなってきたお陰でやっと綺麗に咲き始めたところでした。写真は数日前に撮りました。この寒さで大丈夫でしょうか。クレマチスも芽を出したばかりでした。


昨日は、猫保護施設へ出向き、2時間近く皆と遊んできました(私のボランティアワークです)。脚を組まないと、チェダーくんが落ちそうでした。後ろを見ると、アンドレ、オードリー、フランクくんたちが、そばに来て寝ていました。猫は寂しがり屋さんですね。

 

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なかなか、ハンサムです。

 

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黒猫 ラークも!
雪が降るよ、寒くなるよ、って教えてくれたのかな?

 

 

 

ネイサンの言葉

ウィンターオリンピックのフィギュアスケーターの金メタリスト、ネイサン・チャン。彼が五輪会場へ向かうバスの中で、窓の外の通勤途中の人たちの姿をみて、ふと、「勝っても、負けても、この世界は周り続けているんだな」と考えたという。

 

記事では、「そこで何が大切かを学んだ・表彰台を狙うことよりも、戦う機会を与えられたことや、他のスケーターへの感謝や敬意を持つことを優先させた」としています。

 

私も、もう15年くらい前になりますが、「自分なんかがいなくても、世界はなんてことなく回り続けるんだな」みたいな感覚を感じたことがあります。それは、久しぶりに日本へ帰省した時に忙しそうに駅に向かう人たちの姿をみて、ふと、悲しい、虚しいという意味でなく、不貞腐れて思ったわけでもなく、事実を知った、瞬間でした。

 

コロナが収束して再び帰省できるようになったら、再び日本の地を踏めたことへの感謝や、再会を喜んでくれる親族や友だちに、大きな感謝の気持ちを持とうと思いました。

 

天変地異、戦争、闘争、感染症など‥‥世界は変化しています。毎日を平穏に過ごすことのありがたさをしみじみ感じます。

 

OzとGInoがいた公園に、2mほどの高さのオカメ桜が新しく植えられていました。$125 という値札は外して欲しかったですねぇ(苦笑)

 

もうすぐソメイヨシノも咲きそうですよ。明日は30℃になるそうです。

 

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Birthday

ちょっと前ですが、また一つ年を重ねました。ここまで無事に来れたという証の「本当にめでたい日」だと思っています。私が2−3週間早く産まれてきてしまったので、冬山登山中だった父は、数日後に駆けつけたそうです。急いで降りてきたのかな? 一体どこの山へ行っていたのか聞きそびれてちゃいました‥。


生徒さん宅を訪れた時、ジャガー君が蝶ネクタイでお祝いのお出迎えしてくれました。お気に入りのぬいぐるみ君(ミスタームース)も一緒です。私のそばにひっついて離れないほど好かれてしまっていて嬉しいです。

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珍しい3ショット。我が家のニャンズたちは皆3月生まれ。ふたごは、生後2週間ほどで保護しました。グレーシーは、保護した時に7−8か月くらいだったので、3月生まれではないかと予想しました。ふたご(10才)、グレーシー(9才)。時が経つのは早いです。変わらず、元気で何よりです。

 

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だいぶ春めいてきて、今週末は30℃を超えるそうですが、おいおい、急すぎますよ。庭の手入れをそろそろ始めようと思っています。地植えしたヒヤシンスが片隅で咲いていました。

小さな春探し楽しいです〜!

 

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