Sasha's Note 一期一会

猫たちとの暮らし 嬉し楽し 嘆き驚き 好奇心 冒険 悪戯 出会い 別れ 感謝

ミス・トリッキー

今日は雨。冷たい雨を降らす恨めしいグレーの空。エサ探しに猫庭にでてきたウサギを眺めながら、コーヒーをすすっています。ペットの世界にも銃の被害者が多いんではないかと案じています。今月からボランティアを開始した隣り町にあるシェルターは、猫専用のシェルターなんですが、そこに居るミス・トリッキーというブチ猫を一目見て、あっと驚かない人はいないはず! そう、ダイパーを付けてる猫・・・下半身が麻痺してる猫なんです。


トリッキーは、同棲していた若いカップルに飼われていました。或る日、彼女が彼に「別れたい。ここから出てって!」と叫ぶと、彼はおもむろに、銃を同居していた猫たちに向けて発射。このトリッキーだけが生き残ったという大悲劇です。



下半身麻痺という障害を追ってしまったんですが、幸いまったく精神的にめげず、不自由なカラダをものともせず、この眼差しなんですよ。よく眠っていることが多いんですが、とてもゆっくりだけれども前足で移動することもあります。人の目が届かない夜間は、怪我がないように専用の小さな部屋に入れてあげます。


ここまでして生かすの? 安楽死させてあげれば? と考える人・・・きっと、それはニンゲン本位の感覚かも・・・。トリッキーは生きたいって表現してますよ・・・。トリッキーの姿を見て、最初は驚愕する人々も、そのけなげさに打たれ、「何か」を感じて帰っていきます。


さあ、私たちも元気だしていきましょうねぇ〜。


ミス・トリッキーのFacebookは→こちら。(訳)サンタClaws(爪の意味。Santa Claus をもじった表現)まで後10日です。シェルターの猫たちに furever homes(fur は毛と言う意味で、ここでは猫。つまり猫たちが forever に住むことができる家)を下さい。それが私の願いです。真っ赤なおハナのトナカイさんならず、ピンクのおハナの仔猫たちもいます!